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ソリッド、スプリットボードをひとつのバインディングで
ソリッドボード(通常のスノーボード)とスプリットボードを
ひとつのバインディングで使用することができる
KARAKORAM PRIME CONNECTシリーズ。
バックカントリーツアーを伴うスノーボードトリップでは
荷物は少ないに越したことはありません。
何よりも普段ゲレンデで使用しているバインディングを
そのままスプリットボードで使用できると言うのは
一般的に使用頻度が少ないスプリットボードの
ライディングフィールを補ってくれる面でも大きなメリットとなります。
予約商品【KARAKORAM】カラコラム 22-23 FREE RANGER c: Black[送料無料]
KARAKORAMのPRIME CONNECTシリーズFREE RANGERは
ソリッド、スプリットボードを兼用できるバインディングです。
クイーバーコネクトというディスクのようなパーツが2セット付属します。
バインディング本体のレバーを操作することでガコっと脱着。
数秒でボードのチェンジを可能にします。
2本のソリッドボードにつけておけば寒いゲレンデで
煩わしい作業をする手間も省けます。
トーション、操作性アップ
実際に乗ってみるととてもトーションが使いづらく
基本的に”硬い”スプリットボード。
ソリッドボードと乗り心地を比べるのはナンセンスではありますが
いつもの自分のタイミングでターンもできず、遠く感じるトゥ〜ヒール。
多くのスライド式スプリット用バインディングはベースがつま先から
かかとまでガチッとボードに固定されます。
左右2枚の板はビタっと一気に剛性感を高めますが
当然ボードはしなりづらく操作性はまさにスプリットボードの”それ”となります。
対してKARAKORAMは通常のバインディングのようにセンターを固定。
前後左右に遊びがあることでトーションが感じやすく
ソリッドボード+通常のバインディングに近いライディングフィールを得ることができます。
実際、21-22シーズンはBURTON、HITCHHIKERから
KARAKORAM、FREE RANGERへ使用を変更したところ
その違いは顕著に現れ、スプリットボードへの苦手意識は随分となくなりました。
ソリッドボードでの滑り心地とメリット
とはいえスプリットボード用としても使えるバインディングということで
さぞ硬いのでは・・・
と、まったくそんな事はなくPRIME CONNECTシリーズの中で
ミディアムフレックスの位置付けであるFREE RANGERですが
とてもオールラウンドなバインディングという印象です。
”滑る上”で普通のバインディングと比べてデメリットはと聞かれたら
最初に重量が気になる程度でこれといって思い浮かばないのが
正直なところで、シーズンを通して満足のいく使用感となりました。
以前はSALOMON、SHADOWFITシリーズのDISTRICT(しかもローバック仕様)
からの使用変更なのですごい振り幅ではありますがバックルの締め具合で
フレックスを調整、加えてツアー(登る時)モードにしたとき用に
ハイバックが90°以上外に立つのでフォワードリーンをマイナスにして
使えばとても広い足首の可動域を確保する事ができます。
そしてシーズン中、重宝したのが付属する2セットのクイーバーコネクト。
バインディングの脱着がここまで簡単だと持っていこうか迷っている
あの一本や、試乗用に借りたボードの乗り比べも苦になりません。
KARAKORAMは壊れやすいのか?
KARAKORAMの購入を検討していると目にする、話に聞く耐久性の問題。
他ブランドのスプリットボード用バインディングに比べ
構成パーツの数が多いのもその一因のような気がしますが
KARAKORAMユーザーに聞いてみると折れた、壊れたというよりも
”取れた”はしばしば起こるようです。
ただ使用前に必ず各所の緩み等を確認していたおかげか
シーズン中、ゲレンデ、バックカントリー問わずトラブルは
ただの1度もありませんでした。
バックカントリーの際には予備パーツの携行をお勧めしますが
メンテナンスを兼ねて日々チェックをしていれば
さほど気になる点ではないように感じます。
むしろこのメカメカしさに男心をくすぐられます。
スプリットボードのセットアップ
FREE RANGERと合わせて別売りのPRIME CONNECT SPLIT KITを
購入すればスプリットボードのセットアップは完了します。
(バインディング本体のつま先のパーツを交換する必要があります)
予約商品【KARAKORAM】カラコラム 22-23 PRIME CONNECT SPLIT KIT 2.0[送料無料]
以前はバインディングだけで10万円オーバーと
なかなか手が出づらいKARAKORAMでしたが
PRIME CONNECTシリーズであればインターフェイスと合わせて
10万円程度となりますので導入のハードルはとても下がりました。
スプリットボードの滑りを変えるKARAKORAM FREE RANGER
店頭には実際にご覧いただけるサンプルもございますので
ご興味がある方はお気軽にスタッフまでお申し付けください。
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